誤嚥性肺炎の予防には、よだれが大活躍?!
この記事は2/3の東京新聞にも載っていました。
とても興味深く見ていたのです。
この記事では、お口のマッサージをしてよだれの出をよくしたら、介護施設内の方が誤嚥性肺炎で入院する人が4年間でゼロになったとのこと。
さらに、その効果を見て士気があがって、離職する職員も減ったとのことです。
まさに一石二鳥!
「よだれ」って、どうしても汚いというイメージで見てしまうのですが、ぜんぜん違います。
とってもとっても大事なものなのです。
ただの「水」じゃないんです。
私たちが生きていくうえで「不可欠」なものなんです。
よだれをいっぱい出すことで、誤嚥性肺炎が防げるなんて、いいですね。
ちなみにどんなところがすごいのか、あまり知られていないところをピックアップしました。
●口の中の粘膜の保護
当たり前すぎて、気がつかないのですが、口の中は「歯」と「粘膜」、硬いものとやわらかいものが一緒にある空間です。
なんで口の中が傷つかないのでしょうか?
よだれ(唾液)の中の「ムチン」が潤滑油代わりをしているからなんです!
「ムチン」という成分をご存知ですか?
うなぎのヌルヌルや、納豆や大和芋のヌルヌルはまさにこの「ムチン」。
消化を助ける
口は最初の消化器官です。
「アミラーゼ」という酵素が炭水化物を分解して、消化を助けます。
●消化を助ける
口は実は「最初の消化器官」なんです。
唾液の中に含まれる「アミラーゼ」という酵素が炭水化物を分解して、消化を助けます。
●パロチン
成長ホルモンの一種で、「若返りホルモン」といわれています。
体を若々しく保つ機能・骨や歯の再石灰化・新陳代謝を促すなどのアンチエイジング効果があるからそんな風に言われています。
あの緒方洪庵の孫、緒方知三郎さんが発見したホルモンなんだそうです。
次回は、この「よだれの秘密:パート2」をお届けします!
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2016年02月4日